珍味？ げてもの？

昨日、小学校からの幼馴染(♂)と飲み会。
ネットで探した駅近くの居酒屋。
結構人気の店らしく、ネットでの評価も上々なので楽しみにして行った。

ちょっと早めの5時半に行くとガラガラで客は我々二人。
カウンターに座ってビールを頼み、メニューを見ていると、「ワラスボの干物」という聞きなれないものが目に付いた。
その下には「ムツゴロウのから揚げ」があり、どうも九州地方の珍味らしい。
どんなものか尋ねて見せてもらったのはかなり細長いめざしのような干物。



出てきたのはちょっと焼きすぎの感じで、あまり肉は厚くなく、ちょっとがっかり・・・
後でネットで調べると、有明海の珍味で割と高価。　刺身でも食べるらしい。
でも、生の姿はかなりグロテスク・・・(^_^;)



なんか獰猛な魚に見えるけど、ハゼ科の魚だとか・・・



これを見て、先日、韓国で食べた「コムジャンオ」を思い出した。



野菜と一緒にコチジャンで甘辛く味付けされた炒め物。
韓国、特に、プサンでは珍味というよりは普通に食べられている食材。
それ自体の味はほとんどなく、小骨もなく、ぷりぷりしていてホルモンのような食感は好みだった。

でも、これもウナギのような細長い見かけで、生は決して気持ちのいいものではない(-"-)



調べてみると、ワラスボがハゼ科の魚だったのに対して、コムジャンオはまともな魚ではなく、かなり下等な脊椎動物で脊椎がほとんどないとのこと。
それで、骨のない、ぷりぷりした食感になっているらしい。

食わず嫌いにならず、いろいろ試して好みのものを見つけるのが食の楽しみ(*^^)v

タグ：コムジャンオ ワラスボ プサン 有明海 珍味