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私の技術者人生(2) [技術者人生]

では、なぜファンの専門家になったのか?
もともと流体の専門家になろうと思っていたわけでありませんでした。
というか、何になりたいという明確な思いを持っている人のほうが少ないと思います。
しかし、私の場合は小さいころからの趣味趣向がつながっているように思います。

私は小さい時から模型が好きでプラモデルをよく作りました。
一方、実際に動くおもちゃも好きでした。中でも飛行機が好きでした。
自分で飛ぶわけではないですが、空を飛ぶということに魅力を感じていたようです。
小さい頃は駄菓子屋で売っていたグライダー。紙飛行機に凝っていた時期もありました。
小学生高学年の頃に流行っていた「タイガーロケッティ」という固形燃料を使ったジェットエンジン(?)の模型には感動しました。そのような模型を飛ばすほど広い公園ではなかったので変なところに飛んで行って苦労したり、迷惑をかけたりしました。

中学に入るとエンジン模型飛行機を飛ばすようになりました。今は聞かなくなった「Uコン」というものです。ラジコンと違ってワイヤーでつながっていて、そのワイヤーで飛行機の動作を手動で操作するので、高価な送受信機が必要なく、中学生でもお小遣いで楽しむことができました。

中学、高校時代は同じ趣味の友人とUコン三昧の日々でした。市販のキットを買ってきて作るだけでなく、雑誌に載っていた設計図をもとにして自分で材料を集めて作った機体もありました。この頃は専門的な知識はなかったですが、飛行性能を決める翼型や失速という現象について模型で経験していました。

大学に入ってからは先の友人とも離れて、飛ばす機会がなくなり、作ることもなくなりました。
ただ、飛行機好きは続いていたようで、時々、航空雑誌を買っていたように記憶しています。
もっとも、いわゆるマニアではなく影絵を見て機種を当てたり、性能や装備を詳しく語るような知識はありませんでした。

こんな状態から、どう仕事につながったのか?


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