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私の技術者人生(3) [技術者人生]

大学は機械工学系の学科でした。

理系は幼いころからの既定路線だったのですが、なぜ機械を選んだかは成績的に狙いやすかったからというのが一番の理由です。当時はまだIT系の企業が隆盛を誇る前で、自動車などのものづくり企業に勢いがありました。特に、自動車に興味はなくとも、機械系はいろいろな意味で潰しが効く学科でした。あえて言えば、電気にはあまり興味がなかったので機械を選んだといえます。しかし、個人的にはIT系(情報系)にも興味があり、伸びるに違いないという思いもあったので、受験願書を出すまで悩んでいた記憶があります。

大学4年になると研究室への配属がありました。卒業研究のテーマ一覧が公表され、学生同士で調整しながら配属先を決めるような仕組みだったと思います。私はテーマの中から「~の~翼に~関する研究」というテーマを選んだのですが、ただただ「翼」という文字にひかれて選んだように思います。もちろん、飛行機の研究でないことはわかってましたが、少しでも飛行機に関係のあることをしたいという気持ちでした。

一方、4年生になると就職ということも考える時期です。今は違うと思いますが、当時は企業から学科に対して数人の募集があり、その枠であればほぼ自動的に就職できました。ここでも学生同士の調整が機能するわけです。私は、一応、航空機関係の事業を持っているメーカを候補に挙げていましたが、希望者が数人いるという噂も聞いていました。本格的な就職活動は夏休みがあけてから・・・というのんびりした時代(or 環境)でしたので、まずは配属された研究室や卒業研究テーマになじむのが先でした。これが、GW頃だったように思います。

ところが、このあと就職活動に大きな変化が起きました。

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